1: :2015/09/16(水)05:28:34 ID:
続きを読む
(略)
難民問題を扱う際に「偽装」や「不正」を防ぐ法務省の観点も必要だろう。
しかし、それが全てであるはずがない。昨年、日本が受け入れた難民は11人。
これまでの延長では国際的な責任を果たせないことは明白だ。
動かすのは、政治家のリーダーシップである。ところが、欧州難民について、
菅官房長官は7日の会見で「現時点で具体的な支援策を追加することは考えていない」と発言。
上川法相も15日「国際社会と連携をとる」と原則論に終始した。
難民問題では日本にも実績がある。1970年代に始まったベトナムやカンボジアなどの
インドシナ難民だ。当時、日本も1万1千人を超える人々に定住を認めている。
途方もない数の難民は深刻な人道問題であり、世界全体での取り組みを促している。
「積極的平和主義」を掲げる政権なら、日本に何ができるのか、具体策について真剣な検討に入るべきではないか。
全文 朝日新聞
http://www.asahi.com/paper/editorial2.html
難民問題を扱う際に「偽装」や「不正」を防ぐ法務省の観点も必要だろう。
しかし、それが全てであるはずがない。昨年、日本が受け入れた難民は11人。
これまでの延長では国際的な責任を果たせないことは明白だ。
動かすのは、政治家のリーダーシップである。ところが、欧州難民について、
菅官房長官は7日の会見で「現時点で具体的な支援策を追加することは考えていない」と発言。
上川法相も15日「国際社会と連携をとる」と原則論に終始した。
難民問題では日本にも実績がある。1970年代に始まったベトナムやカンボジアなどの
インドシナ難民だ。当時、日本も1万1千人を超える人々に定住を認めている。
途方もない数の難民は深刻な人道問題であり、世界全体での取り組みを促している。
「積極的平和主義」を掲げる政権なら、日本に何ができるのか、具体策について真剣な検討に入るべきではないか。
全文 朝日新聞
http://www.asahi.com/paper/editorial2.html